ボドゲやる人。サルベジの企画と全部。
たなか おつくり
エンジョイ派ゲーマー。 最近はだいぶボードゲーム寄り。 ルール説明するのが好き。 遊ぶのも好き。 勝ち負けはあまり意識しない。 外出は専らジョガーパンツ。 ルールはサルベジショップ購入者用のため鍵付き。 ※リンクはTwitterとInstagramのみです。
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カードゲーム

『ゲシェンク』(10分で教えます。シリーズ)

ルールブックいらず!
ルールをだいたい5~10分で解って遊べるブログ。


どんなゲームかな?と興味出たり、参加者として遊ぶならざっくり(5分くらい)を読んでください。
自分がルールを説明する人ならしっかり(10分くらい)まで読んでもらえればオーケーです。
※ゲーム内での役などが載っているものは説明書を参考にして下さい。早見表は大事。

今回は二択の連続にボードゲームのジレンマがギュッと詰まった「ゲシェンク」です。
カードは取らない、ただそれだけ。

こぶし
こぶし
あ、ゲシェンクだ
最近は量販店でもたまに見かけるね~

おつくり
おつくり
そうだね!
二択の名作、ゲシェンクだよ!ルールはシンプル!
駆け引きはワンダフル!

こぶし
こぶし
。。。

ゲシェンク、どんなゲーム?

チップを払ってカードを受け取らないゲーム

カードとチップと箱。箱が何故かおどろおどろしい(笑)カードの裏がカワイイ。現在発売されているものはもっとマイルド?になっています。

ざっくり教えます。

チップは非公開なので手に握って隠し持ちます。
スタートプレイヤーは山札からカードを1枚めくり、手番を行います。


プレイヤーは手番が来たら以下の二択のうち一つを選びます。

  • チップをカードの横に置き次の人に手番を譲る
  • カードとその横にチップが置かれていればそれを全て引き取る

引き取ったチップは自分のチップとして持ち、カードは自分の前に並べて置きます。
引き取ったプレイヤーが新たに山札からカードを1枚めくり手番を行います。

こぶし
こぶし
やることは、
チップを払うか
全部引き取るか
これだけ?

おつくり
おつくり
そうだよ!
これをカードが全て引き取られるまでやるんだよ!

ゲームの終了

山札とめくられたカードが全て引き取られたらゲーム終了です。
残ったチップはプラス1点、カードは数字分がマイナス点となります。

一番マイナス点の少ない人が勝ちです。

こぶし
こぶし
ダメージコントロールゲームは好みが分かれるところ

おつくり
おつくり
そこにピリッとした独自ルールがゲームを熱くしているよ!次で解説しているよ!

しっかり教えます。

準備:

各プレイヤーにチップは11枚ずつ配ります。
ゲーム中は枚数非公開なのでそれぞれ人に見られないように管理します。
※新版は7人まで対応してるようでその場合は人数で初期チップに変動があるようです。

おつくり
おつくり
この「非公開」ってところが重要だよ

こぶし
こぶし
ゲーム中に手持ちのチップを
あるように見せたり
ないように見せたり
出来るんだね~

山札はよく混ぜたカードから9枚抜いて作ります。
この9枚は箱にしまいこのゲームでは使いません。

おつくり
おつくり
ゲーム中に出てくる残りのカードのカウントを困難にしているよ

この後はスタートプレイヤーが山札をめくって手番を行って
時計回りに進んでいきます。

こぶし
こぶし
あとは前にざっくりで説明した手番を繰り返すんだね~

おつくり
おつくり
そうだよ!
それから、カードとチップを引き取った時にも重要な独自ルールがあるので次で説明しているよ

引き取ったカードは自分の前に並べますが、
連続した数字がある場合、その中で一番小さい数字のみが得点で数えられます。

この場合、合計マイナス46点
この場合はマイナス22点のみを数えます

並び変えて、

こうするとわかりやすいと思います。

こぶし
こぶし
すごい。マイナス点が一気に軽くなった~

この場合、さらに21を引き取ればマイナス21に出来ますし、25を引き取ってもマイナスに合計されなくなります。
ただし、事前に9枚抜かれているので今回のゲームで連番があるかはわかりません。

こうして山札のカードが全て引き取られたらゲームが終了します。
一番合計マイナス点の少ない人が勝者となります。

こぶし
こぶし
25とか出てきたら他のプレイヤーはイヤだものね~
チップを出さざる得ない~

おつくり
おつくり
そうだよ!そうやってチップを吐き出させてごっそりいただいちゃうんだよ!

バリエーション

バリエーションルールとして、
引き取ったカードは裏返して誰も見られなくする(自分も含めて)ルールなどがあります。

つべこべコラム

以上、ゲシェンクでした。
二択かつめくりは運が強いので人数が増えるほど、特に新版は7人までなのでなおさら運の要素が強くパーティーゲーム感が増すでしょう。
私のお勧めは4~5人でこれは旧版の上限人数になります。

運が絡むのでどうしようもなく負けてしまう時もありますし、
神がかった引きをする時もあります(笑)

連番にすると帳消しに出来るルールはこの仕組みで安全圏を確保したり、あたりをつけた数字が被ったり、こけたり、プレイヤー間の駆け引きと博打を張るなどたくさんのドラマを発生させてくれます。

シンプルルールのカードゲームですがボードゲームで味わう他プレイヤーとの駆け引きや運だめしがとてもコンパクトにまとめてられた私もずっと好きなゲームです。

同じゲームでも対応人数が変わったり、デザインで雰囲気が変わったり、名前もゲシェンク、だったりノーメルシーだったりします。
ゲシェンクはドイツ語で「贈り物」、ノーメルシーはフランス語で「結構です」。
意味も違いますね(笑)

作者はトーステン ギムラー(Thorsten Gimmler)というドイツ出身の作家さんです。
ほかにはギャングスターとかあるんですが。。。だいたいシブい(笑)

ゲシェンクはかなりの定番ゲームになっているので比較的手に入りやすいと思います。
カードサイズはAMIGOサイズの87㎜×56㎜です。

ハードタイプなので強いですがちょっとごわごわします。
このサイズは有名だけどなかなか見つからないのがお悩みどころ。
探していると輸入品などでたまに見かけますが高い(笑)
ゲシェンクは手札として持たないのであまり必要ないかもしれません。

ってか楽天には価格が高いスリーブもあります、ご注意(笑)
大体300円前後が相場です。

以上!

ここまで読んで下さりありがとうございました。

ではまた次回!
さらば~。

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